出題形式を個別に見ていくと,従来の単純に正誤を問う4択問題は計6問で前回の「倫理」と比べると4問減少したが,「試作問題」は6問であり,同傾向となっている。絵や写真を使った問題は昨年の「倫理」に引き続き出題されなかった。これに対して,正しいものをすべて選ぶ問題,複数の解答を組み合わせる問題,原典資料の読み取りのみの問題が全体に占める分量が,これまでの傾向と同様,多くなっている(分総評より)。
出題形式を個別に見ていくと、従来の正誤4択問題は計10問で前回から2問増加した。昨年は誤正問題(「適当でないもの」を選ぶ問題)が1問もなく、それが特徴の一つとなっていたが、今年は問題1、問題2、問題3に1問ずつ、合計3問出題された。絵や写真を使った問題は昨年に引き続き1問も出題されなかった(分析内容 総評より)。
全体の問題数は33問で前年度と同じであったが、問題のページ数は37ページで前回よりも2ページ増えている。また、使用された原典資料の数は13個(第4問の「マシュマロ実験」を含む)であり、前年度の8個から5つ増えている。